生後1ヵ月の時期は産後のママの疲労もまだまだ癒えず、授乳などのペースも安定しない大変な時期ですよね。
赤ちゃんはちゃんと大きくなっているのか体重の平均はどのくらいか気になりますね。
生後1ヶ月の赤ちゃんの体重の平均や授乳の間隔や量についても詳しく調べてみました。
目次
生後1ヶ月の体重の平均や目安は?
生後1ヶ月の赤ちゃんはまだまだ小さくてかわいらしいですよね。
それでも新生児の頃と比べるとふっくらしてきています。
まずは、そんな生後1ヶ月の赤ちゃんの体重についてです。
生後1ヶ月の赤ちゃんの体重の平均値
生後1ヶ月の赤ちゃんの体重の平均は男の子が3.53~5.96㎏、女の子が3.39~5.54㎏です。
平均値をご紹介しましたが、体重は男女差や個体差もあるので平均値と著しくかけ離れていなければそんなに心配することはありません。
生後1ヶ月の赤ちゃんの成長スピード
赤ちゃんの成長スピードは個人差が大きいです。ただ、なかなか体重が増えなかったりすると気になってしまいますよね。
母乳かミルクかによっても成長スピードは異なるので、授乳の間隔や量を安定させることやママがリラックスして授乳できる環境作りをしたりして授乳のペースをつくりましょう。授乳がうまくいってくると赤ちゃんの成長スピードもそれに比例してくると思います。
生後1ヶ月の赤ちゃんの体重の目安
生後1ヶ月の赤ちゃんは1日あたり約30gのペースで増えていきます。
生後2ヶ月までに1000g増えていれば良いと言われています。平均値などは目安にしつつ、生後1ヶ月の体重から1㎏増えているかを目標にすると良いでしょう。
生後1ヶ月の体重は出生時の体重で差がでる
新生児の時の産まれた週数や産まれた週数に対して体重がしっかりあるか少ないかなどによっても生後1ヶ月の時期の体重は変わっています。
ただ、ミルクや母乳をどんどん飲んでくれる赤ちゃんはグンと体重が増えますし、反対に哺乳力が弱い赤ちゃんや哺乳のコツがなかなかつかめない赤ちゃんやよく寝てしまう赤ちゃんなどはなかなか体重が増えないことがあります。
現在は早産で産まれる子も多く、出産時の体重がそもそも少ない赤ちゃんも増えています。
出生時の体重が少ないと平均値と比べて「うちの子は体重が少ない」などと気にしてしまう方もいるでしょうが、あくまで出生時の体重からどれくらい増えているかを大切にしましょう。
生後1ヶ月であれば、出生時から1㎏増えていれば安心して大丈夫です。
極端に体重が増えないケースは早めに産院や病院、保健師さんなどに指示を仰ぐことや相談に行きミルクを足すことや授乳の間隔、咥えさせ方のコツや授乳姿勢などをアドバイスしてもらうのもいいでしょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳
生後1か月の赤ちゃんの授乳は頻回で夜中も授乳したりとママは大変ですよね。
こちらでは生後1か月の赤ちゃんの授乳についての目安を紹介します。
ただ母乳に関しては欲しがるだけあげて大丈夫だと言われていますので、あくまでも参考程度に考えて下さい。
授乳回数
授乳の回数は母乳のみ、混合栄養、ミルクのみとで異なります。
母乳の場合は特に制限はないので、1日10回~20回でも赤ちゃんがほしがっている時に与えて大丈夫です。
入院中になかなか授乳がうまくいかなかった場合であっても産院で助産師さんや医師から母乳で問題ないと言われている場合はとりあえず頻回授乳をしてみて体重の推移を見守りましょう。
排尿が1日5回~6回以上あれば母乳が足りていないということはないそうです。
排尿も母乳が摂れているかの目安になりますので、授乳の回数と併せて排尿の回数もメモなどして回数を把握しましょう。
また授乳する際に1回あたりの時間が30分以上かかる、もしくは赤ちゃんが1時間も睡眠が取れていない場合などは母乳不足で泣き、起きている可能性がありますので産婦人科などで相談することをおすすめします。
混合栄養の場合は、母乳の後にミルクを足す形のため回数はまちまちかと思いますが、だいたい7回くらいが目安になります。
ミルクの場合は、1日6回~7回が目安となります。ミルクはあげすぎると肥満の原因や消化不良で履いてしまうことなどもあるのできちんと時間をあけてあげることを心がけましょう。
ミルク缶に量がかかれているので、そちらの量を守るように心がけましょう。
授乳時間
授乳時間は1回の授乳は10分から20分で行います。
母乳の授乳間隔は2~3時間ほどですが、母乳の場合は消化が良いのでそんなに時間をおかなくても赤ちゃんがほしがる場合は授乳してあげましょう。
ミルクは3時間あけて飲ませましょう。
母乳に比べて腹持ちが良いのでぐっすり寝たりするため、授乳感覚が空く場合もあるので、体重などをはかりつつ飲む量が足りているかチェックしてください。
混合栄養は母乳を前述したように20分くらいで飲ませ、足りないようならミルクを足してあげましょう。
授乳量
生後1ヶ月の赤ちゃんが母乳やミルクを飲む量は、1日780㎖だそうです。
とはいえ母乳の場合どのくらい飲めているのか量を計測するのは難しいですよね。
母乳の量は赤ちゃんが授乳にかかる時間や満腹になって眠ってしまうなどの様子が見られるかなどで判断していきましょう。
空腹で泣いてしまうようなことが多ければ、ミルクを足してあげて飲む量を安定させてあげるのも良いでしょう。
混合栄養の場合は、とりあえず授乳がメインなので足りない分をミルクで補うイメージであげましょう。ミルクはだいたい40~60㎖くらいを足してあげると良いと言われています。
ミルクの場合は、1回80~120㎖を3時間ごとにあげましょう。だいたい7回程度1日にあげるので、560~840㎖飲めていれば問題ないといえます。
飲みたがるだけあげてOK?
飲みたがるだけあげて良いのは母乳の場合です。
ミルクや混合栄養の場合、ミルクを飲ませる時は最低3時間空けましょう。ミルクを飲みたがるだけ飲ませてしまうと、便秘の傾向や吐いてしまうことや機嫌が悪くなることもあります。
赤ちゃんの様子を見つつ、ミルクが飲み足りない場合は白湯などをあげるなどして様子をみてあげましょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんの睡眠
生後1ヶ月の赤ちゃんは授乳の時以外はほとんど寝ています。
授乳間隔が3~4時間なので、そのたびに起きて授乳でお腹がいっぱいになったらまた寝るという睡眠パターンです。母乳の場合はもっと授乳間隔が短いので、ママもなかなか休むのが大変だと思います。
この時期の家事は、両親やパパなどの手が多い時に手伝ってもらい、食事などはお総菜や簡単に調理できるものなどを活用して赤ちゃんが寝ている時間にママも寝て体力回復に努めてください。
だんだん月齢を重ねていくうちにママも赤ちゃんも授乳に慣れて上手に哺乳できるようになって生活に余裕が出てきます。
その時にしっかり家事はやるくらいで、生後1ヶ月の時期は身体をしっかり回復させながら赤ちゃんのお世話ができれば良いと思います。
生後1ヶ月の赤ちゃんの発育
生後1ヶ月の赤ちゃんは体重も少しずつ増えていき、身体の機能も発達、成長していきます。
例えば新生児の時は匂いや感触を頼りに乳首を探していましたが、視力がついてきて、目で探せるようになります。そして、追視ができるようになると、視野も広がり赤ちゃんの世界がだんだんと広がっていきます。
また、1ヶ月検診が終わると通常の大きなお風呂に入ることができます。
ベビーバスでの沐浴と勝手が違うため戸惑う人もいると思います。しかし、沐浴と違いママも一緒に入浴できるのは赤ちゃんにとってとても楽しい時間だと思います。
入浴前に下準備をしっかりして、赤ちゃんが入浴後に使うタオルや着替えなどを整えておきましょう。ママがすぐ羽織れるようにバスローブなどを用意しておくのもいいでしょう。
生後1ヶ月の赤ちゃん体重まとめ
生後1ヶ月の時期はまだまだ授乳が中心で、ねんねで過ごすことが多いことがわかりました。
そのため、体重の平均値は目安として念頭におきつつ、授乳をしっかり行い1ヶ月単位でどのくらい体重が増えているか、排泄のペースも安定しているかなどを見守っていくことが大切です。
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