生後7ヶ月の赤ちゃんは体重の増え方が非常に緩やかになっていきます。
ただ、生後7ヶ月になっても体重の増え方が不安定な赤ちゃんもいます。
こちらでは、生後7カ月の体重の目安や増えすぎ・増えない時の対策をご紹介します。
参考にしながら、ママと赤ちゃんのペースで進んでください。
目次
生後7ヶ月の体重の増え方の目安

生後7ヶ月の赤ちゃんは、成長曲線が緩やかです。
生まれてから半年かけて体重は倍になっています。
体としての成長は少し緩やかになり、心の成長が著しくなる時期です。
まずは、生後7ヶ月の赤ちゃんの体重の増え方の目安をある程度理解しておくようにします。
生後7ヶ月の赤ちゃんの体重の増え方は緩やかになる

お座りが安定したり、運動もしっかりするようになるので、体重の増え方が緩やかです。
ほぼ変わらないため、不安になるママもいますが、減っていない限りは大丈夫です。
減っていたとしても機嫌が良ければ様子を見ても良いです。
生後7ヶ月の赤ちゃんであれば1ヶ月で300g程度増えているかいないかで問題ないです。
生まれてから急成長してきた赤ちゃんなので、このあたりで一旦成長がスローになります。
赤ちゃんの中にはぽっちゃりしていた子もいますが、少しだけスリムになります。
体重の増え方を成長の目安にしていたママは、違う視点で成長を見守ってください。
生後7ヶ月の赤ちゃんの体重の目安

生後7ヶ月の赤ちゃんの体重の目安は、男の子なら6.7kgから10kg前後です。
女の子なら6.3kgから9.5kg前後が目安になります。
生後6ヶ月の赤ちゃんの体重の目安は、男の子なら6.4kgから9.6kg前後です。
女の子なら6.3kgから9.1kg前後です。
1ヶ月前の体重と比べてほとんど変わっていないことがわかります。
もちろん、離乳食が進んでいる子や体質にもよりますが、一気に1kg増えるというような増え方はしません。
前出したように、緩やかにほぼ体重を維持するような形で成長していきます。
生後7ヶ月の赤ちゃんの成長をはかるのは体重だけではない
体重の増え方を見る、というのは成長の目安としてわかりやすいです。
ただ、生後7ヶ月は体重だけではなく、心の部分でもかなり成長していきます。
例えば、ママが話しかけたり動いたりすると、赤ちゃんはママの言葉を一生懸命聞こうとします。
ママの動きに合わせて一緒に行こうとしたりします。
こうした動作はとても可愛らしく、ママとしてもコミュニケーションがより取りやすいと感じます。
手指の動きも発達していくので、物を持つだけではなく、絵本を自分で開いたり、物を掴んだりできます。
身体的な成長にばかり目がいきやすいですが、心の成長を目にすることによってママも安心ができますので、そちらにも目を向けてあげるといいですね。
生後7ヶ月の赤ちゃんの体重が増えすぎている

赤ちゃんというのは、むちむちしている方が大人の目としては可愛いです。
ただ、あまりにも他の赤ちゃんと比べてむちむちしすぎていると太りすぎかと不安になります。
そもそも、増えすぎているかどうかの判断基準は、平均よりも多いかどうかでは決められません。
理由としては多少の増減であればほぼ問題ないからです。
そのため、目安としてはカウプ指数を計算します。
3ヶ月から5歳までの乳幼児の肥満度を判断する指数で参考にした上で気になるようであれば医師に相談をしてみます。
計算式は体重(g)÷{身長(cm)×2}×10です。
22以上であれば太りすぎだと判断されます。
生後7ヶ月の赤ちゃんの体重が増えすぎる原因

赤ちゃんの体重の増え方が増えすぎる場合、原因というのは特定しにくいと考えられています。
個人差があり、体質もあるからです。
一般的な話で言えば、母乳よりもミルク育児の赤ちゃんの方が太りやすいです。
なぜなら、ミルクは母乳と同等の栄養価が期待できますが、消化を助ける酵素が含まれていません。
飲みすぎると栄養過多になり、体重が増えすぎる原因になります。
また、母乳と違い、決められた量を飲むという状況になりやすいです。
生後7ヶ月になると満腹中枢が少しずつ発達はしていますが、中には与えるとそれだけ飲む子もいます。
結果的に、必要以上のミルクを飲ませてしまって、体重が増えすぎる原因になります。
その他にも、離乳食が進んでいるのにミルクの量が多かったり、おやつを与えすぎという可能性あります。
一度生活面を見直してみるのも一つの手です。
生後7ヶ月の赤ちゃんの体重が増えすぎる場合の対策

ミルクと母乳混合、ミルク育児の場合は飲ませすぎてしまうことを予防するために、目安量を守ってください。
目安量よりも飲みたがる場合は、本当に空腹で飲みたがっているのかを判断する必要があります。
甘えているだけの場合もあるので、抱っこをしたり麦茶を飲ませるなどして少し気を逸らすことも大切です。
生後7ヶ月の赤ちゃんの体重がなかなか増えない

赤ちゃんの体重が思うように増えないとママとしては心配です。
しかし、減っていくということがない限り、そこまで心配しなくても大丈夫な場合がほとんどです。
体重が増えない原因と対策をご紹介するので、参考にしてください。
生後7ヶ月の赤ちゃんの体重が増えない原因

基本的に体重が減っていく、というようなことがない限りは普通のことです。
生後7ヶ月の赤ちゃんは、成長スピードが速く、運動量や胃腸の発達により体重の増え方が緩やかです。
1ヶ月に300g程度増える子もいれば、全く増えない子もいます。
なので、そこまで神経質になることはありません。
生後7ヶ月の赤ちゃんの体重が増えない場合の対策

もし、体重が少しずつ減っていたり、離乳食を拒否するようであれば、少し改善が必要です。
授乳の回数を増やしたり、離乳食のレパートリーを増やすなどをして一旦様子を見てください。
もし元気そうにしているのであれば、そこまで心配はいりませんが、どんどん減ってくようなら医師に相談してください。
生後7ヶ月は味覚も発達している時期なので、好きな味と嫌いな味も顕著になってきます。
体重の増え方が良くない場合は、好きな味のものをまずはたくさん食べさせてあげるようにしてください。
生後7ヶ月の赤ちゃんの体重の増え方に関する悩み

子育てをしていく上で悩みのないママはいません。
特に体重というのはわが子の成長に直結しているので、少しでも他の子と違うと不安になりがちです。
そこで、多くのママが悩んでいる体重の増え方に対する悩みと経験ママの答えをご紹介します。
1人で悩まずに、他のママも同じようなことで悩んでいるのだと知ると心強いです。
生後7ヶ月の赤ちゃんの体重の増え方の悩み
1、体重が増えないけど、ミルクを飲まない
体重がほとんど増えていないのに、ミルクを飲みたがらないです。
2、授乳の回数が減らない
離乳食もきちんと食べていて、体重は増え続けているのに授乳回数が一向に減りません。
3、小柄で小食
身長もあまり伸びておらず、小食で授乳時もそんなに飲みません。
健診では「小柄だけど少し様子をみましょう」と言われました。
経験者のママのアドバイス

1.体重の増え方にそこまで敏感になることはないと思います。
赤ちゃんそれぞれの個性だと思って、少し様子をみてあげてください。
2.この悩みに対しては意見が分かれていました。
- 母乳だったら飲ませても良い
- 赤ちゃん用の麦茶に切り替えた方が良い
赤ちゃんが本当に何を欲しがっているのか、見極める必要があるのかもしれません。
3.まだまだ成長している段階なので、今の時点で良い悪いを決めることはできないです。
このように、初めての赤ちゃんだと何かと不安や悩みになってしまいます。
しかし、経験ママの意見にあるように、まずは少し様子をみるというのも一つの子育て方法だと言えます。
生後7ヶ月の赤ちゃんの成長

- 人見知りが始まる多くなります。
視力や知恵が発達してくるので、ママやパパ以外の人の区別が付きます。
なので、見慣れない人に抱かれると不安になり、泣き出す子が多いです。
当然の反応なので問題視する必要はありません。
- 大きな声を出して遊び始めます。
聴覚も発達してくる時期です。
そのため、大きな声を出して自分の声を聞くと楽しくなってどんどん奇声をあげる子もます。
ママとしては周りの目が気になるかもしれませんが、一時的なものなので温かい目でみてあげてください。
- 寝返りやうつ伏せが上手になる
今まで天井しか見えていなかった赤ちゃんですが、生後7ヶ月になると自分でころころ動くことができます。
寝返りができることによって視野が広がり、感受性が豊かになります。
生後7ヶ月の赤ちゃんの体重の増え方まとめ

生後7ヶ月は体の成長だけではなく、心の成長スピードがすさまじく速い時期です。
そんな時なので、ママはより赤ちゃんと向き合って笑顔で接してあげてください。
どうしても育児をしていると楽しいことと悩みが両方やってくるので、毎日笑えないかもしれません。
赤ちゃんにとってママが楽しそうにしているだけでも嬉しいです。
なので、ママは無理のないペースで穏やかな心を保ってください。
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