生後2ヶ月の赤ちゃんは、ぷっくらしてきます。
わが子は順調に成長しているのかな?と1日ごとに体重の増え方を気にするママも多くいることでしょう。
こちらでは、生後2ヶ月の赤ちゃんの体重の増え方や1日の増加量の目安、成長の特徴をまとめていますので参考にしてみて下さい。
目次
生後2ヶ月の体重の増え方は?
生後2ヶ月の赤ちゃんは、生まれたての新生児の頃や生後1ヶ月の頃と比べ、ぽっちゃりと肉付きが良くなってきます。
体脂肪率も高いため、ぷにぷにのむちむちの体で、つい触りたくなる可愛さです。
ぽっちゃりとしてくるため、腕や足の関節には、輪ゴムで止めたかのようなくびれ(溝)が深くなります。また、二重あごや三重あごになる子も多く、しわの間に汚れがたまりやすくなります。
溝やしわの間などは、お風呂の際にはしっかりと洗うように心がけましょう。
生後2ヶ月の赤ちゃんの平均体重は、生まれた時の体重や性別によって異なります。
体重 | 身長 | |
男の子 | 4410g~7180g | 44cm~52.6cm |
女の子 | 4190g~6670g | 44cm~52cm |
■成長曲線より
平均体重でさえ幅があるので、子供の成長は、その子それぞれで変わってくるということが分かると思います。
成長曲線に入っていなくても、成長曲線にそって体重に変化があれば問題ないと言われています。
あまり神経質に気にしすぎないようにしましょう。
生後2ヶ月でも赤ちゃんの体重は4、5kgあり、抱っこをすると肩や腰に負担がかかります。
なるべく身体の負担を減らすために肩や腰に負担のかからない抱っこ紐を利用するのがおすすめです。
首すわり前から、首すわり後まで使うことができる抱っこ紐が便利ですよ。
生後2ヶ月の体重の1日の増加量の目安
体重を気にしすぎない方がいいとは言っても、目安を知っていると安心材料になりますよね。
生後2ヶ月の赤ちゃんの体重1日の増加量は、1日25~30gずつの増加が目安だと言われています。
生後2ヶ月の赤ちゃんの体重の1日の増加量の目安は、生後1ヶ月の時とほぼ同様です。3ヶ月になった頃には、出生体重の倍を目指すようにします。
生後2ヶ月になると、1回に飲める量が増えてくるため、授乳回数が少し落ち着いてくる時期でもあると思います。授乳回数などの目安についても触れていますので、こちらも参考にしてみて下さい。
体重が増えない場合
赤ちゃんの体重が増えにくい要因としては
- ママのストレスで母乳の出が悪くなっている
- 赤ちゃんの満腹中枢が機能し始めている
などが考えられます。
生まれて間もない赤ちゃんは、満腹中枢が未発達のため、与えられただけ飲んでしまうという特徴があります。しかし、だんだんと満腹中枢が機能し始めてくるので、与えられただけ飲むのではなく、自分の飲める量を飲むようになります。
そのため、体重の増加量が少なくなってくる赤ちゃんもいます。
また、育児のストレスによって母乳の出が悪くなることがあります。
母乳量のチェックは大人用の体重計でも計測ができるので、測って確かめてみるのもオススメです。
もし母乳が足りてないようであれば、ミルクを足してあげることで満足いく量を飲ませてあげることができます。
母乳量の測り方はこちらをチェック
ストレスを抱えず少しでもリラックスして育児に取り組めるように、
- 周囲への相談
- 家族の協力を得る
などして、少しでもストレスを取り除き、気楽に楽しんでいきましょう。
夜に寝かしつけをしたあとに、自分へのご褒美で甘いものを食べたりすることでもストレスが少し解消されることもあります。
なかなか自由のないママですが、母乳育児でもたまには好きなものを食べてみてもいいと思います。
我慢ばかりは自分が疲れてしまいますからね。
体重についても気にしすぎるとストレス要因となりますので、温かく見守ってあげることがママにとっても赤ちゃんにとっても望ましいと言えるでしょう。
体重が増えすぎる場合
反対に、体重が増えすぎる要因としては、
- 母乳やミルクを飲ませすぎている。
- 母乳のカロリーが高い
などが挙げられます。
満腹中枢が未発達の赤ちゃんは、与えられただけ母乳やミルクを飲んでしまいます。
泣いたらすぐに授乳するのではなく、抱っこなどであやして授乳間隔をあけるように心がけましょう。ミルクの場合は、カロリーが高く体重が増えやすいので、ミルクの缶に書いてある量を守るようにして下さい。
また、母乳の出が悪くミルクを足していたという場合も、母乳の出がよくなって母乳だけで十分な量が飲めている場合があります。
混合の場合は、赤ちゃんが母乳をどれくらい飲めているのかを定期的にチェックすることをオススメします。
母乳だけで足りていれば、ミルクを足さなくても赤ちゃんは成長してくれます。
母乳量の測り方はこちらをチェック
母乳のカロリーが高くなってしまう要因として挙げられるのは、ママが食事で糖分や脂肪分の多いものを摂取しすぎていることです。
ママの食事が母乳を作るので、栄養バランスのいい食生活を心がけましょう。
生後2ヶ月授乳回数・授乳時間
ここまで、生後2ヶ月の赤ちゃんの体重の増え方を紹介してきましたが、生後2ヶ月の授乳回数や授乳時間はどれくらいなのかの目安についても紹介させていただきます。
2ヶ月の場合は、まだ授乳のリズムは整わないので、参考程度にごらんいただければと思います。
完母の場合
授乳回数:8~12回
授乳時間は飲みたいだけ飲ませてあげましょう。
完母の場合は、授乳間隔についても気にすることなく、母乳をほしがるようでしたら、あげることを推奨している助産師さんやお医者さんが多いです。
授乳間隔はあけれた方がママも楽になるとは思いますが、母乳は消化が早いので、欲しがって泣いているようだったら、どんどん飲ませてあげましょう。
ミルクの場合
授乳回数:7~9回
授乳間隔:3時間あけるといい(最低でも2時間は空ける)
ミルクは母乳と違い、消化に時間がかかるため、授乳の間隔は3時間あけることが望ましいとされています。
量についても決まっており、ミルクの缶に書いてある表記を守ってあげるようにしましょう。
ミルクを濃く作りすぎる場合は、赤ちゃんの胃に負担がかかる場合もあります。
生後2ヶ月の赤ちゃんだとだいたい800~1000くらいの量を飲ませてあげます。
どうしても頻繁に泣いてミルクを欲しがるようでしたら、1回にあげる量を減らして、授乳の回数を増やすという方法もあります。
授乳回数を増やしても、1回に飲む量を減らすことで、1日にあげるミルクの量を増やすことなく頻回授乳をすることが可能になります。
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生後2ヶ月の体重の実例
生後2ヶ月の赤ちゃんの体重の実例を紹介します。
女の子 2ヶ月23日
体重:5900g
授乳回数:8回(1回10分)
男の子 2ヶ月1日
体重:4900g
授乳回数:10回(1回20分)
こちらはほんの1例になりますが、赤ちゃんそれぞれ授乳時間や体重も違うんだということがお分かりいただけると思います。
なので、その子なりの成長を見守ってあげましょう。
赤ちゃんは体重だけではなく、行動にも変化があり、たくさんの成長を見ることが出来るので、そちらにも注目をしてあげて下さいね。
生後2ヶ月の成長の特徴!
予防接種
赤ちゃんは、2ヶ月になると予防接種が受けられるようになります。
近くの小児科で、予約を取って予防接種のスケジュールなどについて分からなければ質問をしてみましょう。一緒にスケジュールを考えてくれる小児科もあります。
目が見えるようになる
また、3ヶ月頃までに視力が0.05~0.1程度まで見えるようになります。
きょろきょろして、目の前で動くものがあると目で追うように。周りのものにも興味を示し始め、あやすとにっこりと笑う社会的微笑が出始めたり、きゃっきゃと声を出して喜んだりします。
反応があることで今までよりも、楽しさを感じるようになる時期かもしれません。
赤ちゃんの足を持って前後にやさしく動かすなどのスキンシップを楽しんでみるのもおすすめです。
ハンドリガード
また、自分の手をじっと見つめる「ハンドリガード」という行動が始まる子もいます。目の前にある手を自分の意思で動かすことができ、自分の体の一部だという発見をします。
ハンドリガードをしている姿を見るととっても可愛くて写真を何十枚も撮りたくなってしまいます。
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このように2ヶ月の赤ちゃんにはたくさんの成長がありますので、体重の変化だけでなく、行動の変化についても見てあげて育児を楽しみましょう。