生後7ヶ月体重が増えない原因と対策!必要な授乳回数と離乳食量

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お子さんの体重が増えないと心配になりますよね。

かくいう私も長女が生後7ヶ月の時「娘の体重が増えないけど大丈夫…?」と、とても心配をした覚えがあります。

そこで、今回は生後7ヶ月の赤ちゃんの体重の増え方や、増えない原因を探り、原因にあった対処法をご紹介します。

 

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生後7ヶ月体重の増加のしかた

 

 

生後7ヶ月頃になると、体重は1日に約10~20g増加します。

1ヶ月で300g程度体重が増加していれば大丈夫とされています。

 

この頃の赤ちゃんはお座りが出来るようになってきます。

今まで寝ているだけだった赤ちゃんも、起き上がっている時間が増えたり、手足を自由に動かしたりと、運動量が徐々に増えていきます。

 

運動量が増えるにしたがって、消費カロリーが増えるので、今まで通りの食事をしていても体重の増え方が今までよりゆるやかになってきます。

 

生後7ヶ月体重の増え方!増えすぎ・増えない原因は授乳や離乳食?

2018.05.16

 

厚生労働省による発育曲線では、生後7ヶ月の体重の目安は次のようになります。

男の子の場合:身長65.0~73.6cm 体重6,730~9,870g

女の子の場合:身長63.1~71.9cm 体重6,320~9,370g

 

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生後7ヶ月の体重が増えない3つの原因

 

発育曲線内であれば、問題ないとされていますが、

「今まで順調に体重が増えていたのに、何で急に体重が増えなくなったの?」と、

体重が増えない原因が気になってしまいますよね。

 

体重が増えない原因としては、主に次のことが考えられます。

 

  • 母乳、ミルクの不足
  • 離乳食の食べる量の不足
  • 消費カロリーの増加

 

生後7ヶ月頃から体重が増えなくなったと感じるようなら、母乳やミルクの不足というよりも離乳食が関係している可能性が大きいです。

 

離乳食がなかなか進まず、食べてくれなかったりしていませんか?

味覚の発達により離乳食の食べムラが出てきてしまう赤ちゃんもいるでしょう。

 

さらに、お座りが完成される時期でもあるので、体を起こしている時間も多くなり、消費カロリーも増えていきます。

 

赤ちゃんによってはハイハイが得意だったり、つかまり立ちを始めている子もいるでしょう。

「そういえば、うちの子よく体を動かしている!」と思い当たる節はありませんか?

 

母乳やミルク・食事がしっかり摂れていても、消費カロリーがそれ以上に増えてしまっている為、体重が増えないということも考えられます。

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生後7ヶ月の体重を増やす対策

 

 

まずは離乳食をしっかり食べさせることです。

 

離乳食をなかなか食べてくれないという場合は、母乳・ミルクの量を調整する必要もあります。

 

また、離乳食がなかなか進まない原因として、母乳・ミルクの飲みすぎでお腹が満たされてしまい、離乳食を食べないという場合もあります。

 

そのような場合は、母乳・ミルクを減らしてみたり、与える時間を変えてみたりして下さい。

 

基本的には、先に離乳食を与え、その後に欲しがるだけ母乳・ミルクを与えるのが良いでしょう。

 

味の好みにより離乳食の食べムラが出来てしまった赤ちゃんには、比較的よく食べてくれる食材を探しましょう。

よく食べてくれるものとあまり食べないものを一緒に出して、少しずついろいろなものを食べられるように訓練していくのが良いでしょう。

 

運動量が多い子には、消費カロリーに見合った食事量を与える必要も出てきます。

その子に見合った離乳食量を探ってみて下さい。

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生後7ヶ月必要な授乳回数は?

 

 

この頃の1日に必要な母乳・ミルク量は1000~1100mlです。

一般的な授乳回数は1日に5回~8回程度になってきます。

ミルクの場合1回の授乳で与える量が200ml~220mlで、4時間おきに5回~6回程度です。

 

参考までに、7ヶ月頃の授乳スケジュールです

6時 授乳①

10時 離乳食①

授乳②

14時 離乳食②

授乳③

18時 授乳④

22時 授乳⑤

3時 授乳⑥

 

生後7ヶ月頃の栄養は、離乳食から30~40%、母乳・ミルクから60~70%とるようになります。

離乳食をよく食べる子、なかなか食べない子等その子に合わせて調整していくのが良いでしょう。

 

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生後7ヶ月で必要な離乳食量は?

 

 

この頃の離乳食は1日2回になってきます。

 

午前中と夕方の授乳タイムの前に離乳食を与えるのが良いでしょう。

授乳タイム前だとちょうどお腹がすく時間に食べられるので、リズムが作りやすくなりますよ。

 

1回目の離乳食から2回目の離乳食までの間隔は3~4時間です。

毎日同じような時間に与えてリズムを作っていくのがベストです。

 

また、睡眠中は消化機能が低下してしまうので、2回目の離乳食はなるべく19時までに済ますようにするのが良いです。

 

生後7ヶ月頃はあごと舌を上下に動かして咀嚼の練習をする時期なので、舌でつぶせる程度のやわらかい粒状のものを与えます。

離乳食から取りたい栄養の割合は3~4割程度になってきます。

 

炭水化物、タンパク質、ビタミン・ミネラル類の栄養素からそれぞれ1種類以上を選び、主食+主菜+副菜を基本に与えます。

 

炭水化物(主食):7倍がゆを50~80g

タンパク質(主菜):魚や肉なら10~15g

豆腐なら30~40g

乳製品なら50~70g

卵の卵黄なら1個

ビタミン・ミネラル類(副菜):20~30g

 

この頃は離乳食に飽きてくる時期でもあり、食べムラが出てしまう子も少なくありません。

1回目と2回目で食材の組み合わせに変化をつけるように献立を考えると良いと思います。

 

もし、目安量を完食できなくても、離乳食は食べる訓練なので、いろいろな味や食感を少しずつ体験していくことが大切です。

必死に完食させようとしなくても大丈夫ですよ!

生後7か月の赤ちゃんが食事に集中できる時間はせいぜい5~10分程度です。

 

母乳・ミルクからもまだ栄養をとっているので、楽しく食事をしてくださいね。

 

赤ちゃんの食べる意欲を引き出す為の3つのポイントがあります。

 

  1. お腹がすいた状態で離乳食の時間を迎えられるように生活のリズムを整える!
  2. 急に食べなくなったりする時期なので、新しい食材を試して変化をつけて飽きない工夫をする!
  3. テレビを消す、おもちゃを片づける等食事に集中できる環境作り!

 

この3つのポイントも離乳食をより進めるために気を付けてみて下さい。

 

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生後7ヶ月の体重まとめ

 

赤ちゃんが生まれてから今まで、急速に成長し、体重もぐんぐん増えていたので、体重が増えなくなってしまうと心配になってしまいますよね。

 

ですが、生後7ヶ月頃には体重の増え方は緩やかになっていくのが一般的です。

 

また、それぞれの個性が出始めてくるので、よく動く子やあまり動かない子等体重の増加の仕方にも個人差が表れるようになってきます。

 

体重が増えていなくても、母子手帳に載っている成長曲線内に入っていれば心配しなくて大丈夫です!

 

もし、成長曲線から外れてしまったり、体重が減っていってしまうようなことがあれば、一度かかりつけのお医者さんに相談してみましょう。

 

生後10ヶ月になれば、10ヶ月検診がありますので、その際に体重の増え方について相談してみるのも良いでしょう。

出生体重の差等もありますので、成長曲線から外れていても、心配しすぎなくて大丈夫ですよ!

 

基本的に赤ちゃんの機嫌がよくしっかりと排泄があれば、問題がないようですが、ママとしてはたくさん食べ、たくさん動いて、すくすくと成長してほしいですよね。

 

体重の増えなくなった原因について思い当たる節があるようなら、上記であげた対策を行ってみて下さい。

 

私の2歳の娘は、生後7ヶ月までは発育曲線の上で推移していましたが、よく動くようになってからは、発育曲線の真ん中で推移するようになりました。

 

今では1日3食におやつ2回とかなり食べる方ですが、その分とてもよく動くので、身長に対して体重は低めです。

しかし、問題なく毎日よく笑い、よく走り、元気に過ごしていますよ。

あまり神経質になりすぎずに、楽しく育児をして下さいね!

 

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