こちらでは、生後8ヶ月の赤ちゃんの体重が増えすぎる3つの原因と対処法について紹介をしています。
また、生後8ヶ月の赤ちゃんの体重が増えすぎたリアルな悩みや先輩ママの解決策も紹介しているので、他の子と比べると我が子は大きくて体重が増えすぎるのでは?とお悩みのママは参考にしてみて下さいね。
目次
生後8ヶ月の赤ちゃんの体重
こちらをご覧になって下さっている親御さんは、生後8か月の赤ちゃんの体重を気にしている方だと思います。
まずは、生後8か月の赤ちゃんはどのように体重が増えていくのかを紹介していますので、確認してみて下さい。
生後8ヶ月の赤ちゃんの成長スピード
生後8ヶ月の赤ちゃんの平均体重は、厚生労働省の成長曲線によると
男の子・・・約6,960~10,140g
女の子・・・約6,530~9,630gです。
成長曲線は目安として考える
ただし、成長曲線はあくまでも目安です。
成長曲線より大きい場合も小さい場合も身長とのバランスが良ければほとんど問題ありません。
成長曲線は赤ちゃんが順調に大きくなっているかどうかを見るのによい指標になりますので、成長の目安として活用しましょう。
生後8ヶ月の体重には個人差がある
生後8ヶ月になると体重は個人差が目立ってきます。
赤ちゃんによって小柄な子、ぽっちゃりな子、すらっとしている子など、体形の特徴が出てきます。
成長曲線の平均値でもわかるように、男の子、女の子ともに平均でも約3,000gずつ差があるのです。
生後8ヶ月の体重の増えには離乳食が重要?
生後8ヶ月になると離乳食は1日2回食になっている赤ちゃんがほとんどです。
離乳中期の「モグモグ期」に入っています。
1日2回になりますが、まだまだ離乳食ですべての栄養を補うわけではなく、おっぱいやミルクも同様に与えます。
そのため、離乳食を食べる・食べないで体重の増加量が変わることはまだありません。
離乳食をまったく食べないからと言って焦る必要はありません。
その分、おっぱいやミルクで栄養を補ってあげましょう。
離乳食1回分の目安量は以下の通りです。参考にしてみてくださいね。
〇おかゆ、うどんなどの炭水化物・・・50~80g
〇魚、肉などのたんぱく質・・・10~15g
〇野菜や果物など・・・20~30g
生後8ヶ月の体重が増えすぎる原因
生後8ヶ月の赤ちゃんの体重が増えすぎる原因は、
- まだ運動量が少ない
- 離乳食をよく食べるのに授乳量が増えている
- おっぱいが高カロリーになっている
この3点が考えられます。
1については、生後8ヶ月であればズリバイやハイハイをしている赤ちゃんもいることでしょう。
でも、まだまだ運動量としては少ないのです。
運動量が少なければ摂取したカロリーを消費できないので当然体重は増えていきますよね。
赤ちゃんの頃は大抵がそういう傾向にありますが、歩き始めれば引き締まって体重増加も緩やかになります。
2については、離乳食をよく食べるにもかかわらずおっぱいやミルクの回数又は量が増えている場合は、当然体重も順調に増えていくでしょう。
生後8ヶ月の授乳量は1日4~5回、1回あたり200ml前後を目安にしてくださいね。
3については、ママが甘いものや揚げ物を多く摂取しておっぱい自体が高カロリーになっている場合です。
高カロリーの食事を控えて和食中心の食事にしてみましょう。
生後8ヶ月の体重が増えすぎる場合の対処法
基本的には生後8ヶ月の赤ちゃんの体重が増えすぎても問題はありません。
しかし、どうしても気になるようでしたら
- ハイハイやズリバイを多くさせる機会を作る
- 手遊びなどをする
- おっぱいを欲しがる回数が多い場合は一緒に遊ぶ
などして気を逸らせる等、工夫してみましょう。
かかりつけの小児科医や地域の保健師さんへ相談してみてもいいかもしれませんね。
きっと良いアドバイスを頂けることでしょう。
でも、体重が増えすぎているからと自己判断で食事制限をしたり、授乳回数・授乳量を減らしたりするのはやめましょうね。
生後8ヶ月の赤ちゃんの肥満
赤ちゃんの体重が増えすぎて悩みを抱えているママは多くいますが、、
そもそも赤ちゃんに肥満と言う考え方はあるのでしょうか?
生後8ヶ月の赤ちゃんの肥満の定義
生後8ヶ月での赤ちゃんの『肥満』はありません。
成長曲線より上に出ている場合は大き目のぽっちゃり体形、というだけです。
成長曲線より上に出ている場合でも、身長も同様に大きめであればバランスの良い大きい子となります。
たまに、健診等で「肥満気味だ」などと言われることもあるようですが、この頃の体重増加は心配する必要はありません。
赤ちゃんの体重の増えすぎは気にしすぎないべき?
赤ちゃんの体重の増えすぎは神経質になりすぎないようにしましょう。
赤ちゃんは自分が欲しいだけおっぱいやミルクを飲みます。
離乳食はこれから幼児食へとスムーズに移行できるための準備段階です。
体重増加を気にしすぎてそれらを減らす必要はなく、むしろ赤ちゃんにとってはとても大切なもので減らしてはならないものなのです。
赤ちゃんの時にぽっちゃり体形だと将来肥満になってしまわないか、と心配になるママもいるようですが、それらの因果関係はないと言われています。
なので体重が増えすぎていてもあまり気にしすぎないようにしましょうね。
生後8ヶ月の体重が増えすぎる!リアルな悩み
さて、ここまで生後8か月の赤ちゃんの体重が増えすぎた場合について紹介をしてきましたが、こちらでは生後8か月の赤ちゃんの体重が増えすぎてしまったママのリアルな悩みと経験者のママからのアドバイスを紹介します。
生後8か月の赤ちゃんの体重が増えすぎる悩み
①生後8ヶ月の息子が既に11kgあり、心配しています。
出生時も大きめだったのですが、そのせいでしょうか?
完全ミルクで授乳回数や量は規定量通りあげています。
早めにフォローアップミルクに替えるなどした方がいいのでしょうか?
②生後8ヶ月の女の子を持つママです。
体重が成長曲線を超えて10kgオーバーです。
元気だからいいとおっぱいを好きなだけ飲ませて、離乳食も順調に進んでいます。
でもこのままおデブちゃんになってしまったらと心配です。
今までも「ぽっちゃり」とか「ムチムチしてるね」とかいろいろな人に言われて、これまでは誉め言葉だと思っていたのですが、さすがに平均を超えてしまったので不安になってきました。
何か気を付けることなどあるのでしょうか?
経験者のママのアドバイス
①我が子も生後7ヵ月で10kgを超えていて心配していました。
常に体格がよかったのですが、そのせいか風邪もあまり引かず、健康優良児でした。
今や息子も中学生になりましたが、今はスラっと背も高く、肥満児とはかけ離れた体格です。
ミルクをフォローアップに替えることよりも今後の食生活(離乳食)が重要だと思われます。
スープで満腹感を与える、おやつはおにぎりやおしゃぶり昆布などにして甘いものは与えない、ジュース類は与えず基本お茶、麦茶、水・・・などを心がけましょう。
赤ちゃんの頃よりも幼児期の食生活の方が大切ですよ!
②赤ちゃんの時の体重超過は心配ありません!
我が子も成長曲線を順調にはみだし、身長の曲線内に入っていき、かなり心配しました。
ミルク育児だと割と厳しく指導があるようですが、完母の場合は体重増加している分には指導はないようです。
でも、歩くようになってからみるみる引き締まっていき、体重が増えなくなりました。
今やあのムチムチはどこへやらという体形になっていますよ!
赤ちゃんの時ぽっちゃりでも幼児肥満にはならないようです。
(幼児期の食生活が問題なければ。)
なので安心してくださいね。
いかがでしたか?
先輩ママさんの回答が、的確で説得力がありますよね。
さすがです。
心配しすぎず、大らかな気持ちで赤ちゃんと向き合えるといいですね。
生後8ヶ月の体重が増えすぎる!まとめ
赤ちゃんの体重は成長のバロメーターとも言えますので、ママたちは気になるものです。
少なすぎても増えすぎても気になってしまいますね。
ここでは、増えすぎた場合のことを取り上げて書いてきましたが、生後8ヶ月の赤ちゃんの体重が増えすぎても特に問題がないことが多いことがわかりました。
もうすぐ伝い歩きをしたり、早い子は歩き始めたりする赤ちゃんもいるでしょう。
きっとママたちは追い掛け回すのに必死になるでしょう。
運動量が増えてママたちも大変になりますね。
身体の成長はとても大切です。
でも、赤ちゃん自身の日々の成長を喜び、日々を楽しく過ごせるといいですね。
きっと半年後には今の悩みが笑いとなっているかもしれません。
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